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2026/07/23 17:28

最近、私の作品には、水晶やクオーツを取り入れたものが多くなっています。

なぜ水晶を使うようになったのか。

その始まりをたどると、カラー診断から生まれたテラリウムへとつながります。

私はこれまで、色が人の気持ちに与える印象や、そのとき心が求めている色について考えてきました。

青には、静けさや落ち着き。
緑には、安らぎや癒やし。
桃色には、やさしさや思いやり。
黄色には、希望や前向きな気持ち。

色には、それぞれ異なる印象があります。 さらに、ひとつの色だけではなく、複数の色を組み合わせることで、作品の中に新しい意味や物語が生まれます。

カラーサンドを三つの層に重ねるのも、単に見た目を美しくするためだけではありません。

それぞれの色が持つ印象を重ねながら、ひとつの小さな世界をつくっています。

その色の世界を、さらに一段引き上げる要素として加えたのが、水晶でした。

カラーサンドだけでも作品は完成します。

けれど、そこに水晶が入ることで、光を受ける場所が生まれ、作品の中心がはっきりしてきます。

透明な水晶は、周囲の色を映しながら、自らも静かに輝きます。

ローズクオーツであれば、桃色の庭にやさしさを加えます。

クリアクオーツであれば、青や白、緑など、さまざまな色を受け止めながら、作品全体を整えてくれます。

私が大切にしているのは、水晶を目立たせるために色を添えることではありません。

まず色があり、その色が持つ意味や物語があります。

そして、その世界を静かに引き立てるものとして、水晶を加えています。

カラー診断から始まり、カラーサンドのテラリウムへ。

そこから、色と心の関係をより深く表現するために、水晶やクオーツを取り入れるようになりました。

最近制作している「水晶の庭」は、突然生まれたものではありません。

これまで積み重ねてきた色の表現が、少しずつ形を変えながら、現在の作品へとつながっています。

作品を手にした方が、その日の気持ちに寄り添う色を見つけられること。

そして、水晶に映る小さな光を眺めながら、少しだけ心を整えられること。

そんな作品を、これからもつくっていきたいと思います。